概要
SAuthBase(Scratch Auth Base SDK)は、Scratch プロジェクトやその関連サービスにシームレスな認証機能を提供する SDK です。セッション検証やユーザー識別の暗号化など、セキュアな認証機構を簡潔に導入できます。
ドキュメント
📘 最新の利用方法や API 詳細は公式ドキュメントサイトでご覧いただけます。
🔗 https://sauthbase.scratchcore.org
ドキュメントへの貢献を歓迎します
SAuthBase のドキュメントは、ユーザーと開発者がともに改善していくオープンなリファレンスです。
開発者視点では見落としがちな点や、初めて使う方だからこそ気づける表現の曖昧さ・疑問点などを発見していただけるかもしれません。誤字修正から具体例の追加、説明の明確化まで、どんな小さな貢献も大歓迎です!
GitHub 上で Issue や Pull Request を通じて、ぜひご提案ください。
開発の経緯
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2024 年 3 月
初の認証支援パッケージとして 桐生トア氏によって、Scratch Auth React
を開発。React ベースの UI コンポーネントと認証処理を提供していましたが、Scratch 側の仕様変更などにより動作が不安定となり、根本的な改良の必要性が生まれました。 -
2024 年 10 月
改良版として 桐生トア氏が、Scratch Auth with Next.js
を発表。コード構造と UI を全面的に再設計し、よりモダンな構成を採用しましたが、開発が難航し、最終的に終了となりました。 -
2025 年 1 月
第三のプロジェクトとして 桐生トア氏が、scratch-auth-component
を計画。一部の設計と開発が進められたものの、やがて忘れ去られ、中断されました。 -
2025 年 5 月
桐生トア氏によって、新たに Scratch 関連技術の開発を進めるための組織「ScratchCore」が設立。その最初の公式プロジェクトとしてScratch Auth Base SDK (SAuthBase)
の開発がスタート。過去の知見を集約し、堅牢で拡張性のある構造を備えた認証 SDK を目指しています。
今後の展望
- トークンストレージや再認証など、SDK の拡張機能追加
- Vue / Svelte など他フレームワークへの対応
- Scratch 以外のサービスでの応用と拡張
チーム
現在、このプロジェクトは ScratchCore によってメンテナンスされています。貢献者の全リスト は GitHub でご確認いただけます 。
クレジット
SAuthBase は、以下の優れたオープンソース技術の恩恵を受けています:
- Hono : 高速かつ軽量な Web フレームワーク
- React : UI のための宣言的ライブラリ
- Next.js : フルスタックな Web アプリケーションフレームワーク
- Auth Itinerary : セキュアなトークン仕様に基づくプロジェクト
デザインアセット
プロジェクト用ロゴやブランドアセットは以下より取得できます。
ライセンス
SAuthBase プロジェクトは、 Modified MIT License with Trademark and Patent Clauses に基づいてライセンスされます。