Skip to Content
このプロジェクトは現在「開発段階」です。仕様や挙動が予告なく変更される可能性があります。
ドキュメント使い方暗号化・復号

暗号処理

SAuthBase SDK には、HMAC、AES-GCM 暗号化、および復号化のための機能が用意されています。
セッションIDやアカウント情報などのデータを安全に扱うために活用できます。


HMACの計算

データの改ざん検知やトークン生成の検証などに使用できます。

src/index.ts
const = .("example"); .(.data); // 16進数のハッシュ

データの暗号化

AES-256-GCM を用いてデータを暗号化できます。

src/index.ts
const = .("username|hmac"); .(.data); // iv:encrypted:authTag の形式
  • 成功時は文字列形式で暗号化されたデータが返ります。
  • 複合化との組み合わせで安全なやり取りが可能です。

データの復号

暗号化された文字列を復号して元のデータに戻します。

src/index.ts
const = .(.data); .(.data); // 元の username|hmac
  • 暗号フォーマットが不正な場合は失敗します。
  • 認証トークンなどの中身を検証する際に使用します。

応用:ユーザー名から暗号トークンを生成

generateEncryptedToken() を使用すると、ユーザー名を HMAC とともに暗号化できます。

src/index.ts
const = await .("exampleUser"); .(.data); // 復号して検証可能な安全なトークン

応用:暗号トークンからセッションID・ユーザー名を抽出

src/index.ts
const = await .(.data); const = .(.data);
  • extractUserWithVerify() は HMAC チェックも含みます
  • extractUserUnsafe() はユーザー名だけを抽出します(検証なし)

calculateHmac() は暗号化後の改ざん防止、encrypt()/decrypt() は機密保持、extractUserWithVerify()/extractUserUnsafe() はセッション連携に活用できます。

これで暗号処理の基本は完了です。

最終更新日